ナンパな精密機械

タイトルにナンパとか書いてますが、ソレ系のブログではないかと思います。

印鑑忘れたけど大丈夫?実録 滋賀県で運転免許の更新をしてきた。

日曜日、免許更新者の朝は早い。

 

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早起きして8時前に守山市にある運転免許センターに入る。

受付は8:30から9:30の間だか、すでに10名以上の受付待ちの列が出来ている。

程なくして係の方が更新の手順について説明をされる。

ここでの更新の受付は本館、講習や適性検査、写真撮影は別館で行うとのこと。

説明については何の驚きも無かったのだか、驚いたのは日曜日の更新に訪れる方は約800人とのこと。午前に500人、午後に300人程度更新に来られるそうだ。

 

8時を少し回った時点で前倒しで受付が始まる。順番に免許を読み込ます機械の前に並ぶ間に、ちらりと外を見ると受付の待合に入れなかった方々が長蛇の列を成している。

私の前はご高齢の男性だったのだか、機械の操作に悪戦苦闘している模様。機械についている係の方が説明しながら進めているが時間がかかっているようだ。幸い一列に対し二台の機械が用意されているので、老人が操作に戸惑っている間に隣の機械に並ぶ。

機械に免許を差し込み、読み込ませ事前に考えておいた暗証番号を設定する。4桁の暗証番号を2つ入力するのだか、番号は違っても同じでも良い。決めておいた番号を入力し、登録カードを印刷する。印刷ボタンを押すと機械に差し込んだ免許とレシートのような登録カードが出てくる。それらを手に取ると受付の機械を後にする。

 

次は申請書を受け取る窓口へ並ぶ。免許を渡すと、先ほどの機械が読み取った情報を印刷したものと渡した免許を係の方がクリップで挟む。

名前と免許に記載のある現住所を確認されるので、間違いないのないことを確認した上で私は「はい」と答える。すると係の方が申請書として先ほどの印刷物を手渡す。表に電話番号、裏に質問が書いているので回答にチェックを入れるように指示される。

近くにある台にボールペンが備え付けられているので、空いている台で電話番号と質問の回答を書き込む。これで申請書の手続きは完了したので、本館を後にした。

 

申請書を手にし、別館へ行く。

同じ敷地の別の建物に入り更新にかかる手数料を支払う。更新にかかる手数料は更新料の他に講習料が必要になる。金額は優良運転者、一般運転者、違反運転者、初回更新者によって変わる。また手数料以外に安全協会の入会費の支払いも要求されたが、私は免許の更新のみをしたかったので入会は断った。

 

手数料を支払うと適性検査へ案内される。要は視力検査だ。私は視力が弱いので眼鏡をかけているので、眼鏡をかけた状態で視力を測定する。3つほど答えて難なくクリアし、適性検査の部屋を出る。

 

次は写真撮影だ。写真撮影は苦手である。椅子に深く腰掛けるように指示されるので、言われるがまま椅子に座る。証明写真を取るときは、顎を引き、カメラのレンズの少し上を見るといいと何かに書いてあったことを思い出し、思い出した通りにしてみる。フラッシュが光る。撮影した方の間が気になる。少し時間をおいて「オッケーです」と言われる。私は本当にオッケーなのか不安になる。それでも歩みを止めることは許されない。

 

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写真撮影を済ますと講習会場を案内される。この時点で時刻は8時30分。講習は9時30分からとのこと。時間が余っているので用を足し、講習会場で無駄に長い小説まがいのブログを執筆する。講習会場は冷房は無いようで蒸し暑い。

9時30分になり係の方が来る。ようやく講習が始まるかと思いきや、「日曜日のため大変多くの方が来ており、まだ受付が済んでいない方がいらっしゃいます。もうしばらくお待ちください。」と言い残し、講習会場を後にされる。予想できた事態だかさすがに退屈だ。

5分後、講習を担当する教官が訪れ、講習が始まる。講習の内容は最近変わった条例の内容などの説明だ。環状交差点の説明に始まり、自転車の運転に関する条例など、いろいろ変わってるのだなと講習を受けて運転に関する心構えを今一度考え直す。

 

講習はちょうと一時間で終わり、教官が内線で講習が終わった旨を連絡する。ほどなく免許を持った係の方が入ってこられ、順に免許を受け取る。免許を貰う際に手数料の支払い証明に印鑑が必要だったが、忘れて来た旨を伝えると署名でも良いとのことで、署名の仕方が写された写真を見ながらその通りに署名して事なきを得る。写真を用意されているところから察するに一定数印鑑を忘れる方がいるのだろう。

 

これで晴れて免許の更新が完了した。

 

 

免許の写真はどこを見ているのか分からない、ただシンプルなブサイクがそこにいた。