ナンパな精密機械

タイトルにナンパとか書いてますが、ソレ系のブログではないかと思います。

呪文付き サエキ流天下一品こってりラーメンの食べ方

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天下一品。

月一ぐらいで食べないと禁断症状のでるアレ。
もはや完全に中毒です。

天下一品のこってりを食べてきましたが、だいたい頼むのはチャーハン定食。
ラーメンを頼む時の呪文は「スープコッテリネキダイニンニクダイフツウメンカタメセアブライリ」です。
天下一品にあまり馴染みのない方もいらっしゃると思いますので、呪文について簡単に説明します。

スープコッテリとはスープの指定です。
天下一品のスープは醤油味のあっさりと鶏白湯?のこってり、あっさりとこってりのブレンドの屋台の味(こっさり)の3つから選べます。
私は9割以上こってりを指定します。
あっさり、屋台の味は天一の日(毎年10/1)しか食べません。
言い方は悪いかもしれませんが、こってりを食べないのであれば天下一品で無くてもよいと思ってます。

ネギダイは薬味のネギの量を指定します。
抜き、少なめ、普通、大盛りまで無料で選べます。こってりスープにはネギの相性が良いので、私はいつも大盛りにしてます。大盛り以上にしたい場合は有料で別盛りも頼めますが、そこまではしないことが多いです。

ニンニクダイはにんにくの量を指定します。
抜き、少なめ、普通、多め、特大から選べます。にんにくはまったりとしたこってりスープにさらなるコクとパンチをもたらしますので、なるべく入れたいところですが、体調により調節してます。この日はガツンと行きたかったのでダイ(多め)にしました。

フツウメンとは麺の種類を指定します。麺はレギュラーの麺(昔からある普通の麺)と細麺から選べます。こってりには細麺だと麺が負けてしまう感じがするため、普通麺一択だと思ってます。

カタメは当然麺の茹で加減の指定です。
私のよく行く天下一品は柔め、普通、固めぐらいが選べます。スープのドロっとした食感の中に歯ごたえがあるぐらいが好きなので、いつも固めをチョイスします。

セアブライリは背脂を追加してもらうために指定します。
通常、こってりには背脂は入っておらず、あっさりのみ指定できるようですが、試しに頼んでみたところ、無料トッピングとしてやってもらえました。それ以降ほぼ毎回背脂は入れてもらってます。こってりをさらにこってりさせる、こってり好きにはたまらないトッピングです。
背脂は通常こってりには入らないため、お店によっては出来ないかもしれません。

この呪文でオーダーし、しばらく待ちます。


着丼したらチャーハンには目もくれず、麺をひと啜りし、その日の麺のコンディション(固さ具合)、スープのコンディション(温度、濃度)を確認します。この日は麺は固め指定ながら、やや柔めの普通より、スープはアツアツ、濃度は標準的な感じでした。
麺の次はスープのみでひと啜りし、スープを再確認します。

状態を一通り確認したら卓上調味料を入れます。
まず天下一品特製の辛子味噌を2〜3さじ入れ、餃子用のラー油を3たらしぐらい入れます。
入れたら箸とレンゲで麺を底から持ち上げるようにかき混ぜます。混ぜる目安はスープ全体が茶褐色になるぐらいです。
混ぜ終えたら胡椒を全体にまんべん無くかけてチューニング完了。

背脂でこってり感をブーストしたこってりスープに辛子味噌とラー油の絡み、ニンニクの香りとパンチ、大盛りにしたネギの爽やかな食感、固めの麺の食感、脂っ気のないチャーシュー、メンマのコリコリ感。私にとっていいバランス感の天下一品となりました。

麺を食べ終えたところでチャーハンをいただきます。
まず一口目はそのまま頂き、二口目以降はチャーハンをレンゲですくい、そのままチューニングしたスープを一緒にして食します。

天下一品にはスープライス定食なるものがあり、白ご飯とスープを頂くというものがありますが、私はより濃い味わいを求めてチャーハン定食でこれをやります。かなり行儀の悪い食べ方だと思いますので、一人のときしかこれはやりません。むしろこれがしたいのでほとんど天下一品には一人でしか来ません。

これ書いててまたこってりが食べたくなってきたな。